2018年1月25日

★新色★『ハリちゃんのおやすみベッド(冬用)』カラフルチェック

ハリちゃんのおやすみベッド(冬用)』に新色を追加いたしました。

おやすみベッドはこれまでわりと落ち着いた色身のものが多かったので、
今回はカラフルな明るいお色で製作してみました


赤系チェック×パステルピンクの『カラフルチェックA』と、


青系チェック×パステルブルーの『カラフルチェックB』
の2色です


中に入るとこんな感じです


ずっと製作するのを楽しみにしていたお気に入りの生地でしたが、
思っていたとおりとっても可愛らしい雰囲気に仕上がって満足です(´▽`)

今回は各色3個ずつの販売となります

商品ページはこちらから↓


 ハリネズミグッズ専門店 unibo 

2018年1月24日

ハリネズミ専門店 チックチク

ハリネズミ用寝袋 M(冬用) フリース×フリース』をお買い上げいただいたお客さまからお写真をいただきました

実はこれまでも何度もご利用いただいており、寝袋をまとめ買いしてくださっていたりしたので、多頭飼いされていらっしゃるのかなぁ~いいなぁ~(*′艸`*)・・・なんて考えていたのですが、なんと!神戸で『ハリネズミ専門店 チックチク』というハリネズミのお店を営んでいらっしゃるのだそうです







みんなuniboの寝袋を使ってくれている・・・可愛いっ!!そして感激です(T_T)

ハリネズミちゃんたちの本来の生態をしっかり考えて尊重してあげて、そして何より本当に愛情を込めてハリちゃんたちを育てていらっしゃるのだなーということが伝わってくる素敵なお店だと思います。

正直これまで(ホームセンターも含め)ちょっとこの飼育環境は・・・というお店も沢山見聞きしてきましたしその度に心を痛めていましたので、こういった愛情のある真摯なお店がもっと増えてくれたらいいのになぁーと心から思いました。

可愛いハリちゃんたち、健康に生まれてあたたかいお家で育って、そしていつか優しい飼い主さんに出会って、みんなしあわせになってほしいなぁ(*´ω`*)


近畿地方でハリネズミちゃんのお迎えを考えていらっしゃる方は、ぜひ一度ホームページを覗いてみてはいかがでしょうかー(´▽`)
↓↓↓
ハリネズミ専門店 チックチク
http://tikkutiku.wpblog.jp/


ちびハリちゃん

ハリネズミ用寝袋 M(冬用) コーデュロイ×ボアフリース』をお買い上げいただいたお客さまからお写真をいただきました

寝袋の中ですやすや・・・zzz
すっかりリラックスモードのハリちゃん(お名前を伺うのを忘れてしまいました笑)は、先月お迎えされたばかりの可愛い可愛いちびハリちゃんです




こんなに気に入ってくれて、私としては嬉しい限りなのですが、
気に入り過ぎて引きこもりになってしまったそうで(^^;)
しばらく寝袋はおあずけだそうです(笑)

早くお家に慣れてくれるといいですね╰(*´︶`*)╯

可愛いお写真、そしてあたたかいメッセージ、本当にどうもありがとうございました!!

2018年1月6日

ウニが永眠しました

2018年1月4日早朝、ウニが旅立ちました。2歳9ヶ月でした。

あまりにも早く、そして本当に突然のことだったのでショックでまだ少し混乱しています。

今まであまりウニのことについてこのブログで書いてこなかったのですが、私の気持ちの整理の為、そしてハリネズミに関するの情報のひとつとして、いつかこれを読んでくれている誰かの為になればと思い、長くなりそうですが書かせていただきたいと思います。
(本当に長いのでご興味のある部分だけでも。。)


ウニは、私が病気で体調を崩していた時期に我が家にやって来ました。
もともと動物を「飼う」ことに若干の抵抗があったのですが、当時どうしても精神的な支えがほしくて、人間のエゴで申し訳ないなーと思いながらもウニをお迎えしました。

分からないことだらけでしたが、一生懸命勉強して、お迎えした以上せめて少しでも快適に幸せに過ごしてほしいと思い、ウニの気持ちを一番に考えて沢山工夫しました。uniboもその過程で生まれました。

そして実際にウニが来てから私の病気は少しずつ良くなっていきました。ひどい不眠と自律神経の乱れに悩まされていた私が、ウニといるときだけは不思議と眠くなり楽に呼吸が出来ました。いろいろな面でどれだけウニに支えてもらったか分かりません。


ウニは、まだお迎えしたばかりの頃にたった一度だけストレスで血尿を出したことはありましたが、それ以降一度も何の病気も怪我もせず、とにかく健康で世話のかからない子でした。

ただ人一倍神経質でストレスに弱い子だったので、とにかくなるべくストレスのかかることはしないであげていました。
お風呂も触れ合いも(あまり触られるのを好んでいないようだったので)写真を撮るのも最低限。寝たいだけたっぷり寝かせ、遊ばせるときも明るいところにはなるべく出さず、いつも薄暗く暖かい場所で好きなように遊ばせていました。
甘やかしすぎたかもしれませんが、本人は悠々自適に暮らしているようでした。


亡くなる前日の夜はいつものように一緒に布団にもぐって遊びました。
我が家の敷布団はふわふわで柔らかく、冬の間は床に電気カーペットを敷いているのでとても暖かく、ウニは布団にもぐって遊ぶのが何より大好きでした。


その日もいつものように布団の中を一生懸命掘り進んではペタンコになって休み、掘っては休み掘っては休みを楽しそうに繰り返していました。

いつもと違うことがあったとすれば、その日はいつも以上に私にべったりくっついて甘えてきて、最後「もうウニのお家帰るよー」と言ったときに布団の上でペタンコになってチラっと私の顔を見上げてから枕の下に頭を潜り込ませて、帰りたくなさそうにしていたこと。
そしてその日はウニを小屋に戻した後、めずらしく夫が「ウニのことは大切な家族だと思ってるよ」と話しかけて、ウニがそれに応えてくれた、と話していました。


そして翌日。朝起きていつものようにケージを覗いてみると、ウニは寝袋の横で動かなくなっていました。

呼吸もなくすでに冷たくなっていたので、死んでしまっているのだなと頭ではなんとなく分かっていたのですが、冬眠の可能性も捨てきれず、急いでヒーターと電気カーペットを付け、ウニを抱きかかえたまま毛布にくるまって必死であたためました。
3時間ほどあたため続けたのですが反応はありませんでした。
もう死んでいるのは分かっているのにどうしてもウニから離れることが出来なくて、気が付くと何時間も抱きかかえたまま泣いていました。

ようやく諦めが付いて、ウニを寝袋に包んで箱に入れ、いろいろと残っていた仕事を片付け、夜になって改めて箱の中のウニに触れてみると、まだ柔らかく肌はピンク色のままでした。
インターネットで調べてみると、死後硬直は触ってすぐに分かるくらい体も皮膚も硬くなると書いてあったので、もしかしてまだ生きてるのではないか、温めたらまた動いてくれるんじゃないか、という希望が捨てきれず、ウニをもう一度毛布に包んで今度はコタツの中であたためました。


ウニを手のひらに乗せたまま途中でウトウトしてしまい、夢を見ました。
ウニが元気にコタツから飛び出てくる夢でした。
夢の中のウニはまるで仔犬のようにピョンピョン飛び跳ねながら嬉しそうに真っすぐこちらに駆け寄ってきて、ジャンプして私の胸に潜り込んできました。
ただ私の願望が現れただけなのかもしれませんが、それでもなんだかウニが“ありがとう”と言ってくれたような気がしました。

目が覚めてウニの顔を覗くと、とても優しい顔をしていました。
毛布にくるまれてコタツがあったかくて気持ちよさそうに眠っているようでした。


気が付くと夜中の3時。ウニはあたためてもあたためても動かないけれど、体はいつまで経っても柔らかいままでした。
本来なら箱に入れてドライアイスを詰めてあげるべきなのでしょうが、死後硬直も排泄物も死臭もなく、気持ちよさそうにただ眠っているウニの顔を見ていると、自分ではとても「死」の判断を下せそうにありませんでした。
その日の夜はウニを毛布にくるんでその上に電気毛布をかけ、一緒の部屋で隣の布団で寝ました。


翌朝病院へ連れて行き、受付でその旨を伝えると、そのまま処置室へ運んですぐに診てくださいました。
残念ながらやはり亡くなっていますと言われ、悲しい反面ようやく少しほっとしたのを覚えています。本当は分かっていたのだけど信じたくなくて、やり場のない気持ちをどうしたら良いか分からず、はっきりと判断を下してもらいたかったのだと思います。

レントゲンも撮って見せてくださったのですが、内臓も骨もどこを見ても健康そのもので、腫瘍も損傷も何もなく、先生も死因が分からないとのことでした。
おそらく心臓発作か何かではないかとのことでしたが、健康状態やウニの姿を見るに、おそらく苦しまずに穏やかに亡くなったのでしょう、と。
(ゆっくり話を聞いてあたたかい言葉をかけてくださった上、お代は結構ですとまで言ってくださった先生、スタッフの皆さま、本当にどうもありがとうございました。)


家に帰り、綺麗にウニを拭いてあげて、白い布に包んで裏庭の木の根元に深く埋めてあげました。寒いだろうから沢山落ち葉のお布団も敷いてあげました。
眺めもいいし、静かだし、私の部屋からも近くて良い場所です。

幸い私も夫も自宅で仕事をしているので、最期の時間を三人で沢山一緒に過ごせたのは本当に良かったと思います。

ウニの最期はとてもとても優しい穏やかな表情でした。口元は静かに笑っているように見えました。本当にこの写真と同じような表情でした。


死因については結局分からないままなのですが、思い返してみれば、最近運動量が落ちていたのはもしかすると体がだるかったのかもしれません。
だんだん歳もとって来たし仕方のないことなのかなぁと考えてしまっていたのですが、無理やりにでももっと運動させてあげればよかったのかもしれません。

少しおデブちゃんだったからそのせいで心臓に負担をかけていたのかな、とか、ケージ(我が家にはウニ御殿が建っているのです)から出して暖かいお部屋に移動させるときに一瞬冷たい空気に触れるから(もちろんフリースでくるんだりはしていましたが)それが心臓に良くなかったのかな、とか、もっとああしておけばこうしておけばと考えれば正直後悔はきりがないし、何が悪かったのか、何をしてあげればもっと長く生きられたのか、考えても考えても結局確実な答えは分かりません。
ウニが出していた小さなサインにもしかしたら私が気付いてあげられなかったのかもしれません。
こんなに早くに亡くなってしまうなんて何かどこかに原因があったはずなのです。それを見つけられなかったことが悔しくて情けなくて申し訳ないです。。


けれど、一緒に暮らして毎日見ていた限りでは、具合の悪そうな様子は見られませんでした。
元々偏食は激しかったですが、いつもお気に入りのフード(+乳酸菌パウダーと日によってアミノゼリーorビタゼリー)とミルワーム(なるべく自然な状態で栄養を採らせてあげたかったので、たっぷりお野菜を与えた新鮮な生き餌のミルワームをおやつにしていました)を食べさせていて、食欲もあり、おしっこも毎日しっかり出ていたしウンチもびっくりするくらいモリモリ健康なものでした。
ふらつき等もなく、ダニや皮膚疾患もなく、歯も歯茎も綺麗で、鼻もいつも適度に湿っていてくしゃみもしていませんでした。


ただ、異変と言うならば、ここ1、2ヶ月、ウニはとても甘えん坊でした。
頑固で神経質で一人でいるのが好きだったウニが、やたら私の近くにすり寄って来て、ズボンの裾を引っ張ったり、何度もお腹や胸の下に潜り込んで来たり、わざわざ私の顔のすぐ目の前で手足を伸ばしてペタンコになっていつまでも眠っていたり・・・ということが度々ありました。

今までずっと、一緒に遊んでもめったに近寄って来ず、離れたところで一人遊びをするのが好きな子だったので、おかしいなぁと不思議に思い、夫と「もしかして死期を悟って何か伝えたいんじゃないか」なんて半分冗談で話してしたのですが、案外本当にそうだったのかもしれません。。


それにしてもあまりにも早すぎるし、本当はもっともっと一緒にいたかった。
寿命の短い小動物だから、それほど遠くない日にお別れの時が来るのだという覚悟は常にしていたつもりだったのだけれど、いざ突然その日が来てみるとやっぱりなかなかそう簡単には受け入れられないものですね。

けど考え方によっては、病気や怪我で長く辛い闘病生活を送ることなく、痛みもなく苦しむこともなく穏やかに旅立てたのなら、もしかしたら良かったのかもしれないな、と。
安らかな表情で眠っていたことと、最後に幸せそうな姿で夢に出て来てくれたことが今は唯一のせめてもの救いです。


未だにいつもの癖でつい「温度は大丈夫かな?」「ウニは寝てるかな?」と何度も様子を見にケージを覗きに行きそうになってしまいます。
ウニのいない家はとても寂しくて、まだ立ち直るにはしばらく時間がかかりそうです。
けど、年の初めにもう一年分くらい泣いたので、そろそろ少しずつ気持ちを切り替えて、大好きな大切なウニが私に与えてくれた仕事という意味でも、uniboをこれまで以上に頑張っていこうと思いました。

ウニはいなくなってしまったけれど、uniboを通して沢山の素敵なお客さまと出会うことが出来ましたし、皆さまのハリちゃんたちは私にとってもウニ同様皆大切なハリネズミちゃんです。

まだしばらくはウニとの思い出に浸っていたいですが、そうは言ってもやっぱりハリネズミが世界中の生き物でイチバン可愛い!!と、今となっては思ってしまっているので笑、きっとまたいつかウニの弟分をお迎えするときがくると思います。
その時はまた改めてご紹介させていただきますのでどうぞよろしくお願いしますね。

ひとまずウニちゃん、お疲れさま。
長生きさせてあげられなくてごめんね。
でもうちに来てくれて本当にありがとう。
またいつか会おうね。